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教会から送り出されて


証し#28 執筆担当:戸澤元宏(関東地区KGK実行委員長・信州大学4年)


関東地区の実行委員長としてご奉仕させていただくことが決まった際、出席教会の祈祷会で「来年から、こういう奉仕をさせていただくことになりました。守られるようにお祈りください。」と分かち合わせていただくことがありました。

その日は、私の3倍以上の年齢の兄弟と2人で祈ることになりました。そして兄弟は「戦後、○○先生や○○先生からはじまり、今も受け継がれてきたKGKの働きを続けて祝福してくださり、戸澤さんの奉仕も守られますように。」と祈ってくださいました。

兄弟とは親しくはさせていただいていましたし、本当に祈り深い方で、心から尊敬していましたが、普段無口な兄弟が、KGKのことをとてもよくご存じであったことに驚きました。なにより、その祈りの言葉の端々から溢れ出る熱い想いと、祈りの先にいらっしゃる神様のご計画に心が震えました。

関東地区は大所帯です。現在100名前後の会員がいます。そして会員名簿の学生の名前の横には、必ず各々の所属教会が記されています。

それを見つめていると、KGKでの学生宣教の働きも、教会で行われるすべての営みも、決して切り離すことができない同じ神様の御業であることを改めて覚えさせられます。私にとってKGKは「教会を建て上げる働き」であると同時に「教会から送り出される場」であり、教会がなければKGKもありません。

これからも私たちの想像をはるかに超えた、この神様の御業が、教会を、KGKを、私たちを通して、時代も教派も超えて力強く進められていくことを期待しています。

「どうか、私たちのうちに働く御力によって、私たちが願うところ、思うところのすべてをはるかに超えて行うことができる方に、教会において、キリスト・イエスにあって、栄光が、世々限りなく、とこしえまでもありますように。アーメン。」エペソ人への手紙4:20.21(新改約2017)

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