証し#67 執筆担当:ナオミ・シンクレア(関東地区担当主事)
みなさんは今年のイースター(復活祭)はどう過ごされましたか?私は最近、KGKの主事として就任式を迎えたのですが、その時にイースターとKGKの関係について考えていました。
KGKがあるのはイースターがあるからです。主イエス・キリストが復活され、今も生きておられ、今も全世界の王であるからKGKがあります。
イエスさまは神の御姿であられるのに、神としてのあり方を捨てられないとは考えず、ご自分をむなしくして、しもべの姿をとり、人間と同じようになられました。人としての姿をもって現れ、自らを低くして、死にまで、それも十字架の死にまで従われました。それゆえ神は、この方を高く上げて、全ての名にまさる名を与えられました。それは、イエスの名によって、天にあるもの、地にあるもの、地の下にあるもののすべてが膝をかがめ、全ての舌が「イエス・キリストは主です」と告白して、父なる神に栄光を帰するためです。
これは、ピリピ2章によるイースターのストーリーですが、読むたびに心が踊ります。
私はこの謙遜なイエスさま、この仕えるイエスさま、この全てものの上へと高められたイエスさまを伝えたくて主事になる決心をしました。
私は今まで2回主事として働く特権が与えられました。大学卒業直後の2011年からシドニーで2年間、そのすぐ後に2013年から東京で2年間。そしてこの4月からまた主事としての歩みが始まりました。
今まで学生宣教に関わってきた中で特に嬉しくなる時があります。それは一人の学生がイエスさまのために何かに挑戦する瞬間です。
協力者としてKGKに関わっていたとき、こういうことがありました。入学直後は周りに自分がクリスチャンであるということを無意識に隠していた学生が、半年後くらいに、こう報告してくれました。
「ナオミさん!ナオミさん!今日誰々さんにKGKに行っているということを話せたよ!祈ってくれてありがとう!」
私はその学生に言いました。「すごいじゃん!じゃあ次はクリスマス会に誘ってみれば?」すると、「え〜それはまだかな。」
成長のペースは一歩一歩です。でも復活されたイエスさまが主である。そのイエスさまと歩調を合わせようとしている学生を少しでもサポートできたらと思っています。
今年、誰に福音を伝えていけるのか、ワクワクしています。学生たちと御言葉を読むなかで、私自身も成長していくことを期待しながら。