証し#21 執筆担当:吉澤慎也(総主事)
3月1~4日に全国集会(22NC)がオンラインで開催されました。NCがオンライン開催となったのは、もちろん初めてのことです。
約2年前、コロナ禍を契機に始まったオンライン活動ですが、当時はまさか22NCがオンライン開催になるとは思ってもみませんでした。それは今回準備を担当した関西地区にも言えることで、当初は準備委員の学生をはじめ誰もが対面での開催を期待していたことは言うまでもありません。果たしてオンラインでNCができるのか。できたとしても、それは本当に「全国集会」と呼べる代物になり得るのか。
22NCに参加しての感想は、それは紛れもなく「全国集会」だったということです。上手く言葉で言い表せないのですが、KGKの全国集会が持っている独特の雰囲気をしっかりと感じることができました。
全国協議委員会が掲げるNCの意義として、次の4点があります。①全国的交わり、②学生主体、③日本への派遣意識、④IFESとの交わり。22NCでは、そのいずれもがよく体現されていたように思います。
さらに今回のNCではもう1つ「⑤全国9地区で建て上げる」ということが謳われていました。そして実はこれが一番難しいのではないか、特にオンラインではどうやって?、と学生も主事も不安に感じていました。しかし結果的には、実に全国9地区で建て上げるNCだったなぁと思わされています。
意外にもオンラインだったからこそ、それが実現しやすかった面もあったように思います。各地区からの奉仕者、各地区が準備した聖研テキストや賛美動画、ラジオ、学祭…などなど、ZOOM上でそれらがクローズアップされ、ホストの関西地区のみならず)全国9地区で準備している感が、程良く醸し出されていました。終わってみて「やっぱり、NCはいいな」と言うのが率直な感想です。次回は3年後でしょうか。その時こそ対面でやりたいものです。