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コラム#14 執筆担当:杉本潤(北海道地区 責任主事)
尊い献金を通して学生宣教を共に担ってくださり心から感謝いたします。
年度末を迎え、学生たちは一年間の学内・ブロック活動の締めくくりと共に、次年度へ向けての備えの期間を過ごしています。
北海道地区では12月末に聖書合宿を行い、テモテへの手紙第二から“思い起こす”信仰の歩みの学び、そして主の前に静まりながらこれまでの人生や2024年の歩みを振り返る時間を持ちました。普段静まる時間を十分に取れていない学生も、この合宿を通してKGKや自分の歩みの背後に主の御手のわざがあったことへの気づきと励ましを受け、また、これから先の歩みにおいてもなお主の計画と働きがあることに目を留める幸いな時間となりました。KGKが長年大事にしてきたことの一つに主の前に静まる歩みがありますが、その大切さを一人一人が覚えた時でもありました。
学生たちは来年度の歩みを考える時、不安に襲われることが多々あります。学内・ブロック活動が継続できるのか、誰がリーダーを担うのか、地区の役員はどうなるか、上級生が卒業した後、新入生がどのくらい入って来るのか等々。考えてもきりがないことばかりですが、これまで主が成してくださった歩みを思い起こしながら主の働きに期待し、ゆだねつつ、自分たちにできることを成していけるよう励ましていきたいと思っています。
すでに春休み期間に入っている学生も多く、3月にはいよいよ全国集会(NC)が開催されます。また、4月から始まった一年間の締めくくりとなる春期学校もそれぞれの地区で持たれようとしています。与えられている機会を主が豊かに祝福し用いてくださるように、準備に携わる学生たち、参加する学生たち一人一人の上に主の励ましとチャレンジが与えられるようにお祈りいただけますと幸いです。