証し#58 執筆担当:池淵亮介(学生宣教局長・関西地区責任主事)
昨年度初めからKGKの学生宣教局長の役を担っていますが、関西地区との兼任で十分な備えなく始まった私にとって、引き継がれた業務をなんとか果たしていくような形で始まった1年でした。昨年12月にマレーシアで開催されたIFES東アジア主事カンファレンス(EASC:総勢250名の主事たち)で各国の学生宣教局長に出会ったり、主事としてのビジョンや目指す学生宣教のあり方といった視野や思索が与えられたりして、「なるほど、こういうことを学生宣教の中に見て、捉え、考え、チームとしてそこに向かっていくように旗振りをしていくのが学生宣教局長なのか」と気づきが与えられたような経験をしました。
この9月からは「すべてのKGK活動を宣教的に!祈りを、交わりを、聖研を」というテーマを学生宣教局方針としてかかげて、全9地区の学生会活動に呼びかけをしています。コロナ禍で視野が狭くなり、自分の関心ごとからしか祈りが、交わりが始まっていかない私たちがいます。そこに、神様が望んでおられる祈りをささげ、交わりにどんどん新しい人を加えて歓迎していくフォローアップをし、学校の友だちに普段からの関わりの深まりによって友情を育み、その中で証していく日常を心がけていくことに、今、改めて学生たちはチャレンジをしはじめています。
この2月末には、2020年にコロナのため中止を余儀なくされたところから、実に4年が経過しての対面でのNET24(全国学生訓練会)を開催することができました。全国の学生たちが集い、共にみことばに聞き、宣教のチャレンジを受けるカンファレンスができたことは大きな恵みでした。