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「希望」を伝えるために~信仰基準の意義と解説


ブックレット紹介#13 執筆担当:中村美月(東海地区GA)


今年度から新しくGAになりました、中村美月です。私は静岡県静岡市の出身で、大学生時代も東海地区のKGKに参加していました。卒業後、こうしてGAとしてご奉仕させていただけることを嬉しく思っています。これからよろしくお願いします。


今回私がおすすめするブックレットは、「『希望』を伝えるために~信仰基準の意義と解説」です。私はまず、この題名を見た時にはっとさせられました。それまで、信仰基準の意義について深く考えるということをしてきませんでした。もちろん、KGKの信仰基準に同意した上で参加をしていたのですが、このブックレットは、そもそも信仰基準とは何なのか、なぜ必要なのかを考えるきっかけを与えてくれました。


KGKは、福音主義の信仰に立っている、様々な教団・教派のキリスト者学生が協力し合う超教派のムーブメントです。その多様性や時代の変化の中にあっても、互いの間で共通する軸をしっかりと持っていたからこそ、KGKは戦後から今まで受け継がれてきたのだと思います。信仰基準の解説では、ことばの根拠となる聖書箇所が示されています。イエス・キリストを信じる信仰を、自分の体験でもなく、人から言われたことでもなく、聖書にある神様のみことばを根拠としているかを考えさせられるところです。


このブックレットのはじめには、ペテロの手紙 第一 3章15節が引用されています。

「・・・あなたがたのうちにある希望について説明を求める人には、だれにでも、いつでも弁明できる用意をしていなさい。」

私たちが持っている希望とは何でしょうか。それを伝えるためには、信じているものを客観的に説明することが必要になります。「何を信じているのか」を改めて問い、明確にするために、このブックレットはとても助けになると思います。


信仰基準の解説だけでなく、信仰基準とは何か(信条・信仰告白との違い)、信仰基準の必要性や、つくられるまでの過程が語られているブックレットです。ぜひゆっくりと考えながら読んでみてください。


・KGKの信仰基準は、こちらから。

・「希望」を伝えるために~信仰基準の意義と解説はこちらから。


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