ブックレット紹介#10 執筆担当:石山麻美(関東地区担当主事)
ブックレットのタイトルを訳すと『イエスの目撃者』です。このブックレットでは、ルカの福音書から、イエス様がどのようなお方であるのかをじっくりと考えることができます。
ブックレットは「イエスに対する信仰とは何か」「ほんもののクリスマスを味わう」という二部構成です。前半は、イエス様の弟子となった漁師ペテロ、長血をわずらう女性、放蕩息子など、5つの箇所のテキストあります。後半は、マリヤや羊飼いなど、クリスマス箇所のテキストが4つあります。読んだこと、聞いたことのある箇所かもしれません。
しかし、私自身、学生時代にこのブックレットを使った聖研を通して、よく知っているように思っていた箇所がどんどん深みを増していくような経験を何度もしました。学内やブロックでの聖研で使いましたが、新しい発見や気づきを得て、聖書の情景がよりリアルになり、聖書を読む楽しさを知りました。そして、知識としてだけではなく、「このみことばは私に語られていることだ」と受け取っていくようになりました。
信仰とは?イエス様はどのようなお方?私たちはどのようにイエス様に応答していく?応答できないとしたら壁となっているものは?など、聖書から考え、言葉にして分かち合い、生き方が変えられていきました。
主事になった今、関わっている学生には、まず初めにこのブックレットをおすすめしています!
ルカは、イエス様に直接会ってはいませんが、目撃者から伝え聞いた事柄を調べ、まとめ、異邦人に宛てて福音書を書きました。そのため、聖書が書かれた2000年前の地中海世界から遠く離れた私たちにも、そして聖書をまだ読んだことのない場合でも、比較的わかりやすい内容が多く含まれています。
私たちも『イエスの目撃者』から学び、イエス様を証しする者となっていきたいと思います。これから新しく学内活動を始める、未信者の学生も一緒に聖研をする、次のブックレット何にしよう、クリスマスの時期に合わせたい、、、全ての学生におすすめです!